少し間が空いてしまいましたが、今回は『疲れの出方』についてお話しします。
☑︎しっかり休んだはずなのに、疲れが残っている
☑︎なんとなく回復しにくい
そう感じるとき、よく振り返ってみると
・朝がつらい
・夜になるとしんどくなる
など、不調の出方に違いがあることがあります。
同じ“疲れ”でも、どの時間帯に強く出るかによって、体の状態は変わります。
◎朝につらさが出るとき
朝がつらいときは、体を動かすためのエネルギーが十分に立ち上がっていない状態が考えられます。
・起き上がるまでに時間がかかる
・体が重い
・頭がぼんやりする
漢方では、このような状態を「気虚(ききょ)」と捉えることがあります。
体を動かすためのエネルギーである「気」が不足し、朝の切り替えがうまくいかない状態です。
分子栄養学の視点では、
・エネルギーを作る力の低下
・鉄(フェリチン)不足
・ホルモンリズムの乱れ(いわゆる副腎疲労)
などが関係していることがあります。
また、気分の落ち込みや意欲の低下を伴う場合は、セロトニンの働きが関係している可能性があります。
セロトニンは、気分や意欲、覚醒に関わる神経伝達物質で、朝の光をきっかけに分泌が促され、体を活動モードへ切り替える役割を担っています。
◎夜につらさが出るとき
一方で、夜に不調が出るときは、体や心を落ち着かせる働きがうまくいっていない状態が見られます。
・夜になると不安感が出る
・考えごとが増える
・寝つきにくい
漢方では、このような状態に「血虚(けっきょ)」が関係していると考えられます。
血には体を養うだけでなく、心を落ち着かせる働きもあり、不足すると夜に不安定さが出やすくなります。
分子栄養学の視点では、日中に働いたセロトニンが、夜になると睡眠に関わるホルモンへと切り替わる過程が重要とされています。
この切り替えがうまくいかない場合、
・寝つきにくい
・途中で目が覚める
といった状態につながることがあります。
また、血糖の変動が影響し、夜間に目が覚めやすくなる場合もあります。
〜いつつらいかが整えるヒントになる〜
疲れを感じるときは、「どんな症状か」だけでなく、どの時間帯につらさが出るかを見ることが大切です。
朝なのか、夜なのか。
あるいは日によって変わるのか。
ここでご紹介した原因はあくまで一例です。
背景にはさまざまな要因が絡み合っており、一人ひとり異なります。
当サロンでは、血流測定や自律神経測定なども行いながら、体の状態をより具体的に確認し、漢方と分子栄養学の両方の視点からその方に合った整え方をご提案しています。
気になる不調が続く場合は、ぜひ一度ご相談ください。
ご来店の際はご予約をお願いしております。

